日生地区海運の歴史

江戸初期〜中期

 製塩・備前焼用の燃料である薪を帆船にて運搬。

 

江戸末期

 九州から兵庫県赤穂市に製塩に使用する石炭を帆船にて運搬

 

明治〜昭和初期

 航行区域が瀬戸内海全域に広がり重工業発展のエネルギー源である石炭輸送の重要な役割を果たす。

 

戦後

 機帆船による米穀、消費財、石炭、耐火煉瓦を輸送した。

 

昭和30年代

 岡山県柵原地区での硫化鉄鉱生産活発化により、山口県宇部市方面への海上輸送が盛んとなった。

 

昭和35年(1960年)

 日生地区海運組合設立

 

昭和40年代

 機帆船から鋼船へ

 

昭和50年代

 199型から499型へ大型化が進む

 

平成初期

 ケミカルタンカーへの進出が盛んとなる。

 

現在

 一杯船主から複数隻所有による経営基盤の強化が進む。